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【コロナショックからの三大危機】
1 新型コロナウイルス問題
2 恐慌問題
3 安全保障問題(戦争 治安 飢餓など)

※今回は3 の安全保障問題(戦争 治安 飢餓など)です。

■恐慌中は戦争要因より、貧困・飢餓要因を警戒すべき。

今後どうなるか?日本のTVニュースなどでは、失業対策と中小企業の倒産の話題が多く、「アフターコロナ」として、半年後には、なんとか元の生活にもどっている雰囲気のイメージが多数です。

米国は4年かけて落ち込んだ世界恐慌の失業率に1年で追いつき、世界同時の深刻な失業率となる2020年後半は(国内も国際社会も)何が起こるか本当にわからない危険地帯に世界全体で突入する。特に欧米は今年、街に失業者が溢れ、それまで観たことのないニューヨークやロンドン、パリが出現する。世界中の都市が同様に、観たことのない深刻な街に変容し、2021年以降も世界史史上経験のない大混乱が、さらに深まることを、街を観た誰もが予想する。

ここまで落ちれば、もう元の世界には戻れない。2020年は世界史の太字で表記され、世界的な大きな文明形態の終焉の始まりの年として、ポストモダン時代のスタートの年になるかもしれません。「近代」の次の時代は「前近代」の封建時代に逆戻りどころか、石器時代に逆戻りしてしまうかもしれません。

■以下ステージ1-6のイメージを、個人的には4と5までを想定するべきと考えます。

1 新型コロナは収束し6ヶ月後には、もとの社会や世界にもどる。

2 大恐慌で失業と倒産、不定期な仕事へ(国民所得の急低下)

3 国民の半数以上が貧困層に、電気などの生活費の未払い、住居確保のため生活(生活保護へ)

4 ほとんどの国民が貧困、多くのホームレス、治安の悪化、「食」確保のための生活へ(国の都合で生活保護費や年金が打切り)一部で餓死者。食を求めて日本中に流民の移動がはじまる。(サバイバルファミリー)

5 国民が貧困から流民へ、実質的に法治国家でなくなり、地域社会や部族社会へ回帰、食の奪い合い(全国で電気や石油や食料が枯渇)(各混乱や犯罪を警察が制御不能となる、北斗ノ拳の世界)(流民が全国に大発生し、餓死者が増大)

6 亡国、人類おおよそ滅亡(少数の生き残り)

 

※エネルギーと食糧は国家の生命線、日本が戦争に巻き込まれなくても、電気が停止したり飢饉が発生すれば戦争以上の死者が発生する。日本の石油備蓄8か月分、お米は2か月分の備蓄。新型コロナ後の世界では、エネルギーと食糧の安全保障を見直す必要がある。通産省はエネルギー、農林水産省は食糧の、新型コロナ以降を早急に見直し調査を開始すべき。戦争と飢餓は現在から回避研究をはじめる。長期の混乱期の世界では、8か月分、2か月分では全く足りない。特に石油は有事の際、ロシアや米国からの緊急輸入のシュミレーションを開始すべき。

■何年か前に「サバイバルファミリー」という日本映画があった。自然現象から世界中の電気や電気製品が、ある朝突然使えなくなる、2年半後に電気が突然戻ってくる物語。小松左京の日本沈没は派手な恐怖もあったが、サバイバルファミリーは地味に「電気が使えなくなる」だけ・・・しかし数日後、2週間後、水や食料の枯渇などから事態は深刻化し、生きるか死ぬかの文字通りのサバイバルな世界に変容する。日本に地味な危機が発生したら、少しはイメージできるかもしれない。この物語は疎開先から2年半後には帰り、もとの生活がはじまりハッピーエンドになっているが、実際、世界中の電気や電気製品や水道が2年半ストップしたら・・・・少なくとも映画のようなに元の生活風景はない。2年半、国民のほとんどが会社も収入もない、都市からは水や食料を求めて多くが疎開。すべてのインフラは整備できない。飛行機も船もストップ。石油と米の備蓄は8か月と2か月で枯渇。食糧自給率が世界一低い1億国民は何を食べていたか?すべてのスーパーに食料がなくなり、虫や雑草を食べ、船やトラクターもないので、手作業の釣りや手作業の農家だ。2年以上1億が農業漁業で自給自足できたのか?手作業で畑と海から・・・地方の漁港や畑や田のある村落に都会からの流民がダンボールのテントを組み立て住居とし、農家手伝いの仕事配分をめぐって争う姿は映画に描かれていなかった。平成30年の農業就業人口は175万人だが、そこに都市部から5000万―6000万の流民が175万人の農家周辺に集結したら、農村の人口の実に数十倍の流民がおしよせ、農業の手伝いなどで食料配分を願いでる。この想定もすでに破綻している。実際、この状況に追い詰められた場合、大規模な飢餓が発生する。もちろん、サバイバルファミリーでは餓死していく、深刻で悲惨な日本人の姿を描いていない。

ちなみに映画の家族は食と安全を求めて半年以上移動するが、これは流民であり、中国でも数千年、戦争や飢餓がはじまると流民の大集団が発生したし、米国でも大恐慌の際、流民が発生している。食料や安全を求めて故郷を離れ移動する流民は飢餓の象徴ともいえる。

米国と北朝鮮の緊張が高まった際、核兵器の攻撃方法の話題として、高高度における核爆発[強力な電磁パルス(EMP)を攻撃手段として利用し、広範囲での電力インフラストラクチャーや通信、情報機器の機能停止の記事が出ていた。サバイバルファミリーのように電気や電気機器を広範囲で停止させる核攻撃がある。米国が弾道数の限定的な北朝鮮を警戒しているのはEMP攻撃とも囁かれた。

 

■近代で最悪の経済状態は恐慌だが、歴史的にはさらに深刻な現象も発生する。中国では繰り返し「戦争と飢饉と疫病」などが発生し「流民」が現れる、現代では難民に近い言葉ですが、村からも、都からも食べられない事情ができると、隣村へ、隣の都市へ、中国全土でグルグル流民が移動し始める。乞食やホームレスが集団となって移動する。国民の多くが飢え、中国全土で仕事はもとより、食料が慢性的に不足すると、恐慌の定義をはるかに超えるネガティブな現象が、世界中で何千年と繰り返されてきた。

中国では歴史的に人口が4分の1に減ったり、その人口が元に戻るまでに500年掛かったりしている。戦争自体の死者より餓死者の数字がはるかに多い。大飢饉のあと社会は暴落しほとんど結婚すらできない状態が長期間あった。恐慌などという言葉では表現できないほど停滞した村や都市の社会生活だったことは想像できる。長期間食べることがギリギリで、生活の目的だったのだ。当然だが、恐慌からの飢饉の発生を警戒するべきだ。

 

恐慌が収束しない場合は飢餓に備える

凶作、戦争、自然災害、恐慌、などの原因によって「飢餓」が発生する。飢餓は人類誕生以来、最も恐れられてきた最悪の状態である。それゆえ農耕がはじまり、産業革命もはじまった動機にもなっている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%A2%E9%A5%89%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7

歴史には、数えられないほどの飢餓が、意外に頻度高く、世界中で起こっている。第2次よ世界大戦後には、それ以前の人類史との比較で「人類は戦争も疫病も飢餓も克服した」と言えるほどに成果を上げてきたように思っていたが、克服をしたはずの20世紀でさえ、飢餓は十分に脅威であることがわかる。特に先進国の現代人は、戦争や疫病や恐慌や飢餓を歴史上の遠い出来事と感じており、政府から国民まで危機感は全く浸透していない。

2020年に新型コロナウイルスから恐慌、からの大混乱時代のスタードで、今後世界中で飢饉が発生を警戒すべき。食糧危機が世界に拡大して、広範囲な飢饉の可能性。特に日本は食料自給率が極端に低い国で、平時の経済合理性のみで、これを顧みる政権はなかった。戦後70年の矛盾が爆発するときが来た。エネルギーと食料の安全保障問題。米は自給しているから大丈夫・・・と言われれるが、備蓄米は2か月足らずで、そもそも石油がストップしたら米の生産はできなくなる。

20世紀は華やかな形容詞の多い時代だが、世紀の前半は「人類が創り出した最悪の地獄」の世紀と、はっきり形容できる。20世紀の主な自然災害(大地震や洪水、噴火など)1,000万人以下と考えられるので、戦争や飢饉などの人災の犠牲者が圧倒的に大きい。地獄は人間が創っている。割合から言えば19世紀以前は戦争や飢餓の死者がより多い。中国だけでも、この2000年間に大きな飢餓が1800回以上発生している。すなわち人類は全く、戦争や飢餓を克服などしていないと考える。

https://honkawa2.sakura.ne.jp/4367.html

 

●20世紀を代表する戦争犠牲者

第1次世界大戦犠牲者・・・3700万人(戦死者1600万人)

第2次世界大戦犠牲者・・・6000-8500万人(飢饉病気によるものは1300万〜2000万含む)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E6%AC%A1%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%A4%A7%E6%88%A6%E3%81%AE%E7%8A%A0%E7%89%B2%E8%80%85

※上記の一部が直接の戦死者である。

 

●20世紀の飢餓犠牲者・・・1.5―2億人

※凶作、戦争、自然災害、恐慌、などさまざまな要因によって飢餓が発生した。大きな飢餓では数千万人以上から100万人単位の犠牲者の飢餓も30回以上と数えきれない。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%A2%E9%A5%89%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7

 

■今後の時代は、①新型コロナウイルス②恐慌③戦争④飢餓 の流れに注意で、戦争を通り越して飢餓が発生することに注意(または恐慌と同時に飢餓)、さまざまな要因により21世紀が、20世紀をはるかに上回る犠牲者が発生しても不思議ではない。混乱期には自然災害より戦争や飢餓をより恐れるべき。1-4に大地震を含め、混乱期には大都市から地方移住などの対策も考えられる。

 

戦争や飢餓や疫病、自然災害などで、地域別に人口の50%死者、人口の90%死者などの淘汰を繰り返し、また何百年かけ人口増加が起きたり、滅亡したり、単純な人口増加をしてきたわけではなく、地域別に人口の絶滅期が繰り返されている。よって大きな流れで21世紀に人類が、人的災害で、たとえ数十億人の死者(被害者)が発生しても、この世の終わりではありません。人類人口の78億が5億に激減しようと、人類滅亡ではありませんが、次の戦争では、石と棒が武器となる(アーサーCクラーク)もちろん予測に反して人口が100憶を突破するかもしれません。戦争や飢餓の世界より100憶のポストモダン社会の方が興味が沸きます。しかし、現在は最悪の世界を想定すべき時と考えます。

 

大混乱の時代が幕を開けたので、個人的には3つの指針を提案します。

①生命力と体力増進で正気(意識)を維持 ②生き残りの研究と準備 ③これまでの生活の維持 

 

どんな世界や社会になっても、希望をもつ覚悟

 

世界中で社会システムの崩壊(ガラガラポン)が始まった。「戦おう、生き残りをかけて、」自身や家族のため、理想はあるものは国家や世界などのため、生きる目的が「サバイバル」と、シンプルになり、自身の生命力を増進するチャンスとも考えられる。