48a05935

■7月初旬から国内感染者の増加がはじまり30日程度となる。8月初旬までのデータで感染者数の増加と「重症患者数と死者数」のデータを取り、増加幅が小さいことが予測される。

イタリア、スペイン、フランス、スエーデン(ロックダウンなし)も感染者数に波はあるが、4月から「重症患者数と死者数」は下降の一途で落ち着いている。イタリアやスペインのような経過をたどる可能性がある。

そうだとすれば、これらヨーロッパ諸国と日本の次なる課題は、【重症患者数と死者数増加の第二波が来る前にいかなる対策をとるか】が最重要研究課題のテーマに違いない。だとすれば、日本、韓国、台湾、中国、アセアン地域やオーストラリアのアジア・オセアニア地域は欧米地域に比べ極端に死者が少ないのか?の問いが大きな鍵となる。最近の日本人研究者の間でも交差免疫など「なんらかの免疫」を獲得していた可能性が指摘されている。中国から近隣諸国に一定数の旅行者が繰り返し入っている地域で、今年1月の寸前か何年も前からの中国南部からインフルエンザやコロナの流行を繰り返しているうちに獲得したか時期は不明だが、「なんらかの集団免疫」が獲得され、その後、第一波によって重症者や死者は限定的となった可能性が高い。

反対に欧米は「なんらかの免疫」が獲得されておらず、欧米をはじめ他の地域で重症患者や死者を多く出し、大きな惨事となった。だとすれば、日本もイタリア・フランスなどのヨーロッパ諸国も、「重症患者数と死者数増加の第二波」への準備が最大の研究テーマとして適当だ。日本も8月初旬にもデータは取れるだろう。

日本も感染者が1日数万人にも関わらず、重症患者数と死者数が少数で抑え込まれていると判断された場合、イタリアとフランスに近い経過状態とも考えられる。第一波がアジア・オセアニアにおいて「なんらかの免疫」によって欧米のような大きな被害を出さなかったのあれば、【第二波には、第一波から第二波の時間帯にいかなる免疫が達成されるか】が重要なテーマであり、「第一波のなんらかの免疫」が大きなヒントとなるはずである。

アジア・オセアニア地域の「なんらかの免疫」が証明できれば第二波、第三派の準備ができ、重症者や死者もまた抑え込めるかもしれない。この重要研究はヨーロッパや全世界で研究が進められているはず。しかし解明されるまで長期間の時間が必要と思われる。

しかし、ここで仮定としても高い可能性で「なんらかの免疫」が達成されていたために被害が少なく済んだのは、少なくとも第一波中や前にコロナ系やインフルエンザに繰り返して感染(もしくは単回)していたことになる。風程度または無症状のパンデミックが起こっていたのだ。これらがアジアやオセアニアに感染していたのだ。すなわち知らずに感染した過去のウイルスによって「なんらかの免疫」が獲得されたことになる。

これは8月初旬日本に重症患者や死者が限定的だった場合、それ以降「ロックダウンや緊急事態宣言や日常の感染対策」も含めゼロから見直す必要に迫られるかもしれない。

すでに手足口病が例年に比べ99%抑え込まれている。一見嬉しい、そして恐ろしい結果で、感染症が高いレベルで抑え込まれている事実がデータとして挙がってきている。これはすでに赤ちゃんや小さい子供にアレルギーが増大する可能性が高く、多くの弊害が想定されはじめているが、そもそも第一波と第二波の流行間期間に①あたらしい「なんらかの免疫」が獲得される可能性を低くし②現在獲得済みの何らかの免疫を維持しにくい状態に陥れる可能性が高い。これが事実なら既に一大事であり、日本も世界も第一波と第二波の流行間期間である現在、重症患者や死者が抑え込まれている現在において、【全く逆効果の国策と対応】をしていることになる。

これが事実なら、現在の対策により第二波では多くの重症患者や死者を出してしまうことになる。日本にはすでに多くの研究チームがあるが、少数派であるが仮説として第一波のあと、病院崩壊もなく死者も限定的ならその地域は免疫維持と獲得のために過度の疫学的防止をさけるべきとの主張が出ていた。ヨーロッパでも死者の増加を伴う第二波に備えて一部の学者が、第一波と第二波の流行間期間の過剰な感染対策に警告を鳴らしている。特に日本や韓国や台湾はハイレベな対策で危険度が高い可能性がある。日本では8月初旬にも重症患者と死者数から、死者増加を伴う第二波への最重要研究をスタートさせ、コペルニクス的転回をも想定した研究にすべきと考えます。

■6月後半の米国感染者増加、そして突然7月からのドイツ、スペイン、ドイツ、オランダ、日本、オーストラリア、カナダ、などなど(日本と人的交流もないのに?)などの感染者増加は総じて「第2波」とアナウンスされているか、同時期とも観られるのでモニタリングが必要、各国の重症患者数推移と症状変化から若い世代にサイトカインストーム症状など。これら各国の第2波候補は偶然の一致か、それとも新型コロナ共通のウイルス変異や抗体変化などが同時に起こり始めたか?8月に第2波候補各国の重症者数や死者や病状は極めて重要な注視警戒が必要と思われる。なぜ7月から欧米やオーストラリア、カナダ、日本で同時期に感染がはじまったのか?北半球も南半球も、また予測としてネガティブな情報としてオーストラリアは7月から感染拡大し、すでに死者数の増加が始まっている兆候がある。欧米や日本などで感染者が数週間後に重症者や死者も増大した場合、新型コロナウイルス対策は新たな局面を迎える。また各国は3月の打撃や閉塞感に戻ってしまい各国はロックダウンが再スタートの可能性が高まる。オーストラリアの重症者数や死者数の研究が急がれる。各国が感染者数の第2波に、時間差で死者数が増加するなら、新型コロナウイルスによって各国はV字回復もU字回復も不可能となり、不自由な生活の繰り返しと遠い回復にさらに長い先の見えない地道な努力が必要となる。また世界恐慌突入の認識が前倒しされてしまう。8月は各国の重症患者と死者数を観ながら病態変化を監視はすべき。【それにしても各国に感染拡大して行く際は時間差があったのに、なぜ7月前後に多くの国で同時に感染者が増加しはじめたのか?】【なぜ同時に第2波?】※波という概念で全体をとらえるのは有効でないと理解するが、現在7月からはまとまった「波」が発生しているように見えてしまうのが違和感大である。
※オーストラリアの7月からの第2波(ロックダウン・州境閉鎖など)と思われる感染者数と死者数の増加は危険な未来への警告とも思える。オーストラリアだけがすでに死者数の増加が確認できる。間違いない場合、世界はこのデータを分析すべきと思われる(勘違いかな?)もしオーストラリアのように3週間遅れで重症者や死者が発生すりなら9月に各国は大変な惨事となってしまう可能性。感染者数の増加のみで重症患者や死者数が限定的に抑えられれば第2波の被害は小さくなる。現在までのオーストラリア追随仮説が実現するなら各国はすぐ準備対応すべきタイミング。どちらにしても8月中に各国は対策を迫られそうだ。

■100年前のスペイン風邪の米国では第一波が19183月、第二波が8月スタートであり【たぶん偶然3月8月とほとんど重なる】第二波に大きな犠牲が出ました。そして最大の犠牲は10月(今回8月に判断するべし)当時は感染対策は薄かったのですが、やはり第二波に多きな犠牲であり、結局免疫は形成されなかったとすれば、第一波の段階で現代的な感染対策ができれば、第二波は小さな被害で済んだかもしれません(やはり現在の政府対策を肯定すべきか)

スペイン風邪の米国に関してはさらにネガティブなデータもあり、米国は1915年と1916年に既にインフルエンザと肺炎による死亡率の急増が見られていたし、繰り返してインフルエンザが流行していたが、19183月から1年間に死者増加の流行3回(三波)が発生した。やはり感染症のメカニズムは捉えがたい。いくら何らかの免疫を繰り返し獲得しても、多くの死者を伴うパンデミックは時折発生してしまうのか。

7月からの日本の「第2波」の正体は8月中にも判断できると思われる。米国やロシア、インド、ブラジル、イランは感染が収束しない傾向があるが、人口や国土面積などにより第一波が広がりが遅いと観ていいのか、複雑な内容なのかわからないが、【重要なのは第一波の重症患者数や死者が収束したと思われる地域である日本やイタリア、スペインなど欧米やアジアの国々のどこかで、突然、重症者や死者の増加傾向が止まらなくなった「恐るべき第二波」日本をはじめ世界中が重視すべきです】が、現在まだその「恐るべき第二波」は見当たらないと思っています。現在の日本が重症者数がほとんど増えない状態から、緩やかな増加、そして増加して止まらなくなれば、アジアで世界で初めて確認させる「恐るべき第二波」かもしれません。日本から以外でも世界のどこかで、第一波の死者数と重症患者数が長い間収束していたのにも関わらず、第一波を超えるほどの死者数に増加しはじめたとき、その国に注目しなければなりません。参考にしかなりませんが、スペイン風邪で米国が第一波から第二波で多くの死者が出るまでの間隔は5-7カ月間ありました。

恐れなければならないのは日本をはじめ第一波で被害が小さかったアジアやオセアニアにおいて、第二波、第三波に置いて欧米以上の重症者や死者を出してしまうことである。さらに欧米はそれ以上の警戒が必要になる。また世界的に収束するまで4-5年間はモニタリングしなければいけない。

またスペイン風邪の米国での第二波で突然、疾病のない若者の死者が急増したことは、第二波のインフルエンザ感染にいおいて、サイトカインストーム(免疫の自己攻撃)が増加したことが大きいと考えられる。すなわちパンデミックではざっくり第一波、二波三波とウイルス変異や抗体変化などにより重症者や死者数が大きく変化してしまう可能性がある。※もちろんこのまま第一波後は感染者の増加のみで死者数の大幅な増加が収束してしまうことが望ましい。

■新型コロナウイルスは科学的にもネガティブに想定すれば、いくらでもネガティブに考えらえてしまう。パンデミック対策を科学的に最善に判断できるかどうかはそもそもグレーというより現時点不可能だ。グレーで不可能な科学領域を私達の代表者が判断しコンセンサスを得ようとしていると認識が必要と感じる。過剰なコロナへの恐れはなくしていくべきですが、コロナ禍において日本人が助け合いや団結の意識が増すことは、よい側面と思われます。個人的に新型コロナウイルスで自身の健康不安は注意する程度としか感じていません。大きな不安はありません。スペイン風邪程度と想定するなら、どうしても不安なら一時的に田舎に疎開し適正に暮らせば(たぶん疎開はしない)生き残る可能性は十分高いと思っています。問題は国や地域の崩壊であり人間のパニックであり、そのストレスが恐慌や戦争に繋がること思われます。よって新型コロナ対策以上に、恐慌と戦争についての安全保障対策に時間をより使うべきと考えます。どう考えても新型コロナのみに神経を使うことはバランスを欠いていると思われます。またそれら以上に楽しく興味あることは自己抑制する必要がなく積極的に実行していいと思っています。
※またそもそも各国7月からの感染増加が第2波と呼ぶのがふさわしいか否かはまだ判断できない。新たに全く違う症状の感染拡大が起これば、そちらが真正第2波であり、現在の7月からの流れは第一波の拡散現象かもしれない。感染研究によって10年後には判断できそう。
※追加8月3日
第2波か?と日本や欧米やオーストラリアで騒がれているが、8月3日の時点で各国感染者はやはり増加しているが、上記の国々で重症患者や死者数は増加していない(オーストラリアは怪しい)今回のものは多くの死者がでる波ではない可能が高まった。一貫して次の恐るべき第二波を想定して、重症や死者数を減らせるか?世界中の研究者に期待します。繰り返し繰り返し新型コロナに感染して行く中で、なぜか大きな被害をもたらす波?が派生する可能性があるメカニズムがわからないとして、現在の国策を一から疑ってみるタイミングだ。