インドネシアや日本でも、新型コロナのワクチンの接種や予約に関しての話題が多くなっています。将来のバリ島旅行再開にも関わった内容と思われます。ここにきて米国や日本でも、想定より多くの人が接種に積極的でないことが分かってきました。これにはワクチンの危険性や、効果の薄さ(効かない、免疫の持続時間)など、ワクチンの意味を貶める情報が閲覧されている可能性が高いと言われています。
まず、陰謀論と言われている情報の多くが、米国のSNS経由であると言われています。トランプとバイデンの大統領選挙に置いても、双方を貶めるフェイクニュースが大規模に拡散されていました。今回の新型コロナワクチンに関する陰謀論と言われている多くは、数十人単位で組織化されたグループから発信されている確固たるエビデンスはないが、周到に制作された論文や記事からSNSで世界中に拡散されて、日本語にもなっています。
これらの陰謀論を、新興宗教のごとく信念にまで発展させて活動している人間や団体もあります。また、中国やロシアは欧米の分断を意図して、これらフェイクニュースの資金提供の指摘もあります(これも陰謀論か)しかし、実際のところ、過激な内容は不安と恐怖心を煽り、より多く拡散されビジネスにもなっているという指摘や、個人がこれらの内容を好み、指向的に拡散もされているようです。大統領選挙のように組織的な資金提供があるか否かはわかりませんが、なぜか、専門的に陰謀論やフェイクニュースを創り、拡散させるグループがあるようです。プロパガンダや陰謀論にも、歴史的に振り返れば、いくつかの真実が含まれていることは否定できませが、十分なエビデンスや、多数の専門家の支持がない、現時点では、簡単に信じるわけにはいかない内容が多く掲載され拡散されています。
ちょうど1年ほど前、エイズウイルス(HIV)の発見でノーベル生理学・医学賞を受賞したフランスのリュック・モンタニエ博士らが、「新型コロナウイルスは何者かがエイズワクチンを開発する過程でつくり出した。」と、メディアに主張を展開していった。新型コロナのパンデミックの直後、時期が時期だけに、私も大変驚きました。新型コロナが人口的である可能性は薄いと考えていた研究者も、モンタニエ博士の論文には目を通し、学会というよりメディアにセンセーショナルなニュースとして、世界中で緊張感をもって見守った人間が多いはず。本当なら、中国が新型コロナウイルスを、軍事兵器として、故意に開発した証拠に結びつくのではないか?というニュースを類推させたからだ。世界中のSNSだけではなく、テレビ、新聞に出演して、ときの人だったが、現在では、ほとんどの関係学者は「陰謀論的」としている。(彼は真実の人だが、これも国家やメディアが彼を貶めている、という陰謀論で擁護する者もいる)ときに、歴史において、天動説のように完全に間違った科学に対し、一部の地動説という、正しい科学を提唱した学者たちは、間違った科学に負け、真実が隠蔽されたことっもあった。これは歴史的に何度も起こっていることで、つねに可能性を考慮しなければならないが、現在の陰謀論やフェイクニュースのほとんどが、真実でないと思われます。(時間が経てば一部、真実はあるかもしれない)よって、プロパガンダ同様、陰謀論やフェイクニュースに関するスタンスを意識する必要がある。そして、とりあえず、わからないことは、わからない、と保留しておく。
ワクチン接種をためらわせる、最も多い内容と陰謀論の記事は一致しているように見える。子供の予防注射や抗生物質(ワクチンより桁外れに副反応が大きい)を、通常使用していても、今回の新型コロナは全く別物のイメージが広がっている。陰謀論(と思われるもの)もここをついているものが多い。今回は新型コロナ用のワクチンに人類がはじめて使用するタイプの新世代mRNAワクチン(ファイザーやモデルナなど)が大規模に使用されている。mRNAワクチンは2030年前後に実用化と考えられていたが、今回の新型コロナパンデミックで、米国と大手製薬会社により、1年足らずで実用に野乗り出した経緯がある。この無理目のスケジュールは事実である。製薬会社や国家やWHOは認証しているが、ここに多くのフェイクニュースや陰謀論が集結している。未完成なワクチンなので、接種するとさまざまなメカニズムで重症化・死亡する、とか、人類が経験していない遺伝子組み換え作業によって、長期的な致命的な作用がある、など、さまざまである。
その中で、ADE(抗体依存性感染増強)と呼ばれ、ワクチン接種後に抗体ができ、その抗体のために新型コロナ感染症が悪化するというものです。せっかく獲得した抗体が、再び感染した際に悪く作用し、重篤化につながってしまう。新世代のワクチンではADEが、ワクチン接種者の多くに発生し、重症化、死者が増大するとするような記事が欧米のSNSに多く、新世代のワクチン(特にmRNA)によって人類は壊滅的打撃を受ける、などが拡散されていますし、現にその内容を、一部の研究者や学者は実際に肯定する論文も出しています。メカニズムによって、サイトカンストームが発生し、新世代ワクチンは重症者・死者を急激に増大させ、一度mRNAワクチンを接種すると、DNA変化の影響を一生、そして何世代に渡って悪影響が出る、とするものもあります。
これら陰謀論と思われる、新世代ワクチンの危険性に関する記事やSNS内容。まず、短期的な副反応の数字は、世界各国で何億本、8カ月以上に渡るデータがそろい始めています。問題となっているのはアストラゼネカ社のものであり、一部国家や地域で、休止されはじめました。これが、反ワクチンの気運を高めています。しかし、アストラゼネカ社のワクチンを中止した理由は、確かに想定よりは高い頻度で血栓などの副反応が起き、重症化や死亡率も想定より、大きかったため、一時中断している、イメージをもっています。国家によって、もっと成績のよいワクチンに切り替えられるか、副反応対策があるか、などの様子見に入っていると思われますが、致命的にワクチンとして副反応が大きいワクチン、とレッテルを張る段階ではなく、多くの専門機関は、「新型ウイルスそのものによる脅威の方が、血栓リスクを上回っている。」として、感染状況によってはアストラゼネカであっても、接種すべきとしている。
ここで問題となっている、かつ、多くの研究者や医師が言及する、ワクチン接種に関するリスク判断数字で、新型コロナウイルスの致死率は約2%(通常のインフルエンザの100倍程度とイメージ)これは、風邪とは全く違うものであり(日本は2020年、国民努力によって、季節性インフルエンザの死亡者数程度で済んだが、今後同様であるという保証はない)それに対し、ワクチン接種の致死率は、日本に置いて、ファイザー製薬ワクチンでは193万人で死亡例10件。この10件もワクチンが原因であるか、否か判断できていない。仮に全員、ワクチン原因だったとしても、致死率は0.0000059%程度であり、血圧低下などが起きる急性のアレルギー症状「アナフィラキシー」は100万人に2~5人と報告されており、アナフィラキシーの副反応は、0.000005%程度と言われている。(ザックリな数字で、製薬会社に都合がよいと思われるデータと思われるが)
新型コロナのパンデミックをワクチンなしで、感染の免疫による、集団免疫が達成されるのは7500万人程度の感染が必要と予測され、このまま2%の致死率では150万人の死亡者となる。この数字は被害が大きすぎるので、検討はするべきではないことはわかる。よって必ず感染するなら、2%の致死率やその他の重症化率から(インフルエンザの100倍程度、異変種では死亡・重症率が高まる傾向)常識的にワクチン接種を考える。ファイザーなら日本人に0.00001以下の致死率を観れば、個人として基本、ワクチン接種が有力とおもえる。「あまりにもリスク数字に差がある」からだ。この圧倒的リスク数字の差が大きな根拠となっている。新型コロナを、風邪やインフルエンザと同一視する時期は過ぎたのかもしれない。
しかし、大都市で新○○型の感染大爆発が起きている地域と、日本の非都市部の山村に住んでいるのでは、選択の条件も変わる。前者では医療崩壊も懸念され、2%の致死率が深刻に、直接危機が感じられ、より接種の必要性が感じられ、後者の山村の人口が小さな地域では、焦って、ワクチンを接種せずに、もう少し様子をみることもできる(個人の判断)
主なワクチンは以下、
①
アストラゼネカ(ウイルスべクタ―)英国
②
モデルナ(mRNA)米国
③
ファイザー(mRNA)米国
④
ガマレヤ(ウイルスべクタ―)ロシア
⑤
シノバック他(伝統的方法)中国
⑥
ノババックス(組み換えタンパク質)米国
この中で評判がよいのは、米国のファイザー(mRNA)であり、95%に効果があり(従来のワクチンでは考えられない効果、インフルエンザワクチンは40-60%程度か、)副反応などの問題点の指摘が少ない。また、アストラゼネカが多くの地域で中断(インドネシアも)しているので、同様に高い効果で、副反応の少なさに評判が出てきたのは、ロシアのガマレヤであるが、国レベルの付き合いで、日本には入りそうもない。インドネシアはもっと積極的にロシアにアプローチして、有効なワクチンを増やす国策はよいかもしれない。(データもとれる)(危険性が最も指摘されるmRNAではない)
インドネシアやバリ島に住んでいるなら、気になるのは中国製ワクチンであろう。優遇されたトルコやインドネシアでは、60%-90%の有効性である数字が出たが、実際は50.4%程度とも言われている。ギリギリでWHO承認を受けた形となっている。50%前後の有効性で覚悟してみるのがよいように思える(中国メーカーは50-79%と表示)中国は米国や英国のワクチンより、有効性が大きく劣っていることに関して明確な否定はしていません。事実上認めている節があります。半面、中国製ワクチンが最も安全であると宣伝しています。これは単なるプロパガンダではなく、mRNAなど、新世代ワクチンの遺伝子組み換え技術で、検証時間やデータが足りていないワクチンより、従来の伝統的方法で生成した中国ワクチンが安全である、という事実は、本当なら、陰謀論やフェイクニュースで取り上げられ、不安視されてうる要素を払拭できていることになります。問題は、中国がワクチンデータ詳細を公表していない点であり、欧米の学者や医師は判断材料に欠けている、との声が多くあります。
中国製は以前より悪いイメージも多いのですが、中国の航空会社やスマホをとっても、安全性や製品に関して、満足している人間も多いのではないでしょうか?(政治手法は別として)よってワクチン技術でも、商品として、それなりの信用を考えるなら、特にmRNAなどの遺伝子組み換え系のワクチンにどうしても、抵抗が残ってしまう方は、あえて中国製にこだわることもありえるのかもしれません。日本においても、伝統的手法のワクチン接種がはじまるかもしれません。(ワクチン種類の選択可能性は不明)もし、新型コロナの感染率が極めて低い地域に住んでいれば、今後の日本製の伝統的製法ワクチンも魅力的になってくるのかもしれません。
最新のコロナニュースでは、次々と新論文新事実が発表され、数ヶ月前には、直接の手や荷物などからの感染は極めて小さく、飛沫やエアゾルなどが圧倒的に感染経路として大きく、マスクは完全ではなく、荷物の消毒は例外的でよく、手洗いのみで十分であると、これらの研究が今後、生活習慣に反映されると思われます。
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(21)00947-8/fulltext
最新のイスラエルの検証データ(ランセット誌)によると、新型コロナが収束していく現段階までに、想定より、ロックダウンの効果が示されず、ワクチン接種と地域の収束度が、想定より一致しており、ワクチンがより確実に効いている証拠が出ています。また、上記2点から、換気やエアゾルや密に関しては、今後、より厳しい姿勢が必要であることが分かってきました。大きな発見が繰り返されていますが、これは社会にとって厳しい指摘と思われます。(今までのロックダウン程度では効果は限定的、ワクチンが確実な効果を示す、さらにワクチン重視へ)
「ワクチンは変異種によって、意味がなくなる」との心配はありました。さらに最近の画期的ニュースとして、
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2103055?query=featured_coronavirus
イギリスの医学専門誌に、ワクチンの効果はあるのか?と警戒されていた「南アフリカ株」に対して、ノババックス社のワクチンは、51%程度有効であった、と結果が出た。新型コロナの初期に開発されたワクチンであっても、変異種のウイルスに対しても効果がある、と、はじめて実証されました。変異株に対しても、ワクチンの有効性をさらに後押しするデータが出ました。
さまざま陰謀論やフェイクニュースが溢れています。一部の学者はフェイクニュースの発信源になったりしていますが、時間の経過と伴に、学会や専門論文によって、批判や論破も始まったりします。新型コロナワクチンに関して、お医者さんへのアンケートで、自身にワクチン接種するか否かに関して、日本の医師では90%以上が、接種するでした。海外のメディアでも医師の立場でないとしても、と条件付きでも、各国で、自身や家族にワクチンを接種すると、アンケート結果が出ており、お医者さんのほとんどが、ワクチン接種を肯定しています。
これだけでも、反ワクチングの推進勢力は、現段階では限定的な知性である可能性があります(もちろん反ワクチン派の一部は陰謀論を一貫し、メディアや国家が大規模にアンケートすらも、改ざんしている、と答えるかもしれませんが)もちろん反ワクチングループに、地動説を唱える少数派の真実を語る学者が100%ないとは言えません。しかしお医者さん達は、長い臨床経験などによって、病気やウイルスの性質や有名な論文などは常に追いかけている人達であり、知識だけではなく職人的直観も備えています。これら医師のほとんどが、新型コロナワクチンを自身や家族に、接種すると判断しています。これらの各国の医師に対するアンケートは判断材料として参考になります。
5月11日最新記事にて
以前、ブログにて、イスラエルやイギリスのような、ワクチン接種率が高く、集団免疫に近く収束している国に、再び感拡大があった場合、新型コロナ収束が長期化してしまう可能性に言及しました。このブログでは変異種に対するワクチンの有効性という、よいニュースを取り上げたばかりですが、本日またネガティブなニュースであり、状況は一進一退の模様と思われます。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-05-10/QSWCFGDWRGG101
ブルームバーグが報じたもので、新型コロナウイルスのワクチン接種率が世界で最も高いセーシェルで、感染者数が7日までの1週間で2倍以上に増加した。これによりセーシェルは再び、昨年12月以来の厳しい制限措置を導入した。これにより、今後セーシェルはワクチンの効果や集団免疫に関して、注目すべき国となりました。
コロナウイルスに現在感染中の人数が2486人に達し、そのうち37%は2回のワクチン種を済ませていたと発表した。ワクチンは中国製とアストラゼネカで、全体でもも57%が中国製である。これはまず、接種していない人間がより多く感染しているということ、また、中国製やアストラゼネカの2回接種後であっても、数ヶ月後に一定数は再感染が起こってしまった、可能性が高い残念なニューズです。今回のブログでも中国製ワクチンの有効性は50%程度である可能性を言及しましたが、今後、セーシェルからのデータから、中国製とアストラゼネカのワクチンの有効性と有効期間などが予測できるかもしれません。
このニューズで危機を感じるのは、ワクチン接種60%を超える国であっても、何らかの原因によって、再び感染拡大してしまう可能性が出てきたことです。①接種率がもっと高ければ収束できるか?②ワクチンの種類によって有効性が低いか?③ワクチンの有効期間はどれくらいか?思ったより短いのでは?など、今後貴重なデータが出る可能性があります。
ワクチン接種率の高い国(収束している可能性もある)
①
イスラエル(ファイザー製)必要回数56.1%
②
イギリス(ファイザー製とアストラゼネカ)1回目を53%
③
セーシェル(中国製とアストラゼネカ)必要回数61.1%
今回セーシェルから、ネガティブな内容でした。セーシェルは中国製とアストラゼネカのワクチンを使用しているので、インドネシアと同じパターンであり(現在は中国製中心)国民全体の接種率は60%ではなく90%必要か?中国製はそもそも有効性はどの程度か?ワクチンの有効期限はどのくらいか?など注目されます。また日本は、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ、なので、イスラエルもイギリスなどの、今後の収束にみえたものが、再拡大に転じてしまうのか、不幸にも再び感染拡大してしまた場合は、日本においてもおこりえる内容として、ワクチン接種の意味や方法も変わらざる得ないのかもしれません。いずれにしても上記3国をはじめ、ワクチン接種率の高い国にあって、収束が期待されているのも関わらず、再び再拡大する場合は、要注意かもしれません。
現在、インドや大阪などアジア地域でも、医療崩壊が発生しはじめ、新たな局面に入った感があります。インド型をはじめ異変種は、サイトカンストームがよりおこりやすくなっている報告があり、急速に拡大する傾向があるようです。
住んでいる地域や、年齢や疾病の内容によっては、早い段階でのワクチンを検討しなければなりません。また、日本など比較的、死亡者が少ない地域であっても、変異種によって状況が一変する可能性もあります。日本に住んでいる場合、インドネシアやバリ島に住んでいる場合でも、ワクチン接種は個人の判断です。個人や家族の安全のために、新型コロナやワクチン情報を調べ、ワクチンに対する姿勢を確立するべきときかもしれません。
また、日本は秋までに、ワクチン接種によって、集団免疫を目指すことが第一であり、それが60%であるか90%なのか正確にはわかっていません。これが収束への最も重要な道であると思われます。(他の方法が見当たらない)秋までに、十分なワクチン接種をする姿勢が、現段階では全く感じられない。これは、日本が安全保障問題をはじめ、国家危機や国難に対して、先進国では最も対応できていない国であることが、数字として自明となってしまいました。(他国と比べても、特出して、日本は多くの国策において、機能不全が進んでいる証拠があり、改めて言及します)日常生活で、手洗い、うがい、マスクなど確立された予防を実践しながら、ワクチン接種への取り組みを、最終的には個人の判断で行うしかないようです。
※上記内容は、すべて個人の見解です。今後のワクチン接種に関しての一意見として、参考にして頂けたら幸いです。参考論文のデータや記事内容も、新論文によって、数字が変化し予測も変化しています。
※追伸1:一度、新型コロナワクチンの記事に手を出すと、新情報の嵐で取り留めがつかなくなる心配がありましたが、やはりそうでした。まず、上記のブログで、インドの感染爆発や、セーシェル共和国の再感染拡大を出しましたが、インドではワクチンが行きわたっていない状態で、収束からの爆発的な再感染拡大のであり、セーシェル共和国はワクチン2回目が60%を超えており、セーシェル共和国はショッキングな事実であり、WHOも調査をはじめ「注視」としています。これによって、ワクチンの有効性の疑問やワクチン有効期限などの疑問が、まず浮かびましたが、社会的規制タイミングとワクチン接種タイミングの両グラフをよく見ると、イギリスを含め、ワクチン接種とは関係なしに、ロックダウンや社会規制のスタートや、インドの収束(に近い)と思われた状態から、実質上の規制撤廃や、セーシェル共和国も、収束(に近い)と考えられた状態から、観光規制の撤廃など制限の解除のタイミングとも重なっています。ここから、感染爆発も再感染拡大もロックダウンのような「社会的規制」と、かなり連動(相関)している可能性もあります。しかし、ワクチンの有効性を中心に、接種率が高い、イスラエル、イギリス、セーシェル、今後、米国他の各国でワクチン効果のニュースを期待し、ダメなら大変な事態と書き、昨日、セーシェルで極めてネガテブなデータが出ました。さらにチリでは高水準の接種にも関わらず、接種から2カ月間の感染は右肩上がりでした。「ワクチンによる集団免疫が収束をもたらす」という人類の積極的な最有力対策に、若干の疑問が出てしまったところです。これは正直不吉ですが、今後の上記国の感染推移から、ワクチンの有効性と集団免疫、そして、社会的規制のみが残された積極的な対策なのか、本当に近い将来、各国のデータが積み上がり、明らかになると思われます。(対策が社会規制のみだと、正直、無力感も・・・)また、セーシェルとバリ島は、ワクチン種や観光産業など、共通する要素が多いのですが、ワクチンを十分接種しても、社会規制や外国人観光客に関しては要注意で、バリ島にとって厳しいデータが出てしまった感があります。
※追伸2:このブログにて、フェイクニュースや陰謀論について書きました。しかし、簡単には陰謀論と判断できない、かつ個人の信念に基づいた研究があるが、少数派であり多数に支持されていない研究者もいます。前回のブログでは、新世代のワクチンの副反応はデータが、そろいはじめているが、そもそも、新型コロナでデータが足りないワクチンであり、長期的リスクが気になって調べていました。ここに陰謀論が多く介在していますが、日本でも、https://www.youtube.com/watch?v=WEM2xoyz900
新潟大学名誉教授の岡田正彦氏は、新世代ワクチンは、長期間のリスクとして、アレルギーで起こるような『自己免疫疾患』の可能性を指摘した論文があります。この不安を消し去るために、10年は動物でDNA経過観察が必要であった、として、長期に渡るリスクの可能性をいくつか指摘しています。長期のリスクに関しては、学者も研究者も、はっきり言及できないところなので、その不安を少し具体的に想定しています。実際どうなるか、わかりませんが、最低、想定のひとつに、しておかねばならないのかもしれません(少数派見解ですが)、「ワクチンは感染も、重症化も減らさない、むしろ重症化する」「南アフリカ、英国、ブラジルなどの変異株は、昨年のアストラゼネカ社の接種された地域で発生し、ワクチン接種こそが変異種を発生させている原因である」「新型コロナウイルスの侵入をブロックする薬の開発が世界中で行われていて、あと一歩で完成というところにきている。よってワクチンより薬を待つべき」全部をもって、陰謀論やフェイクには感じられませんが、全部そのまま、今すぐ信じられる内容でもありません。ようするにトンデモ○○なのか、否かも、自分自身で論文からは理解・判断できる能力はありませんでした。しかし「癌検査はするな」と、まず極論から注意をひく手法を取っていることが多く、あるようなので、あえてギリギリの領域を、断定し極論から考はじめるようにも観えます。(癌検査の問題も、実際の検査に行く行かないの前に、学会や病院やビジネスなど現代医療や医学の矛盾が語られています)その点に置いては「視点」として参考になる要素も多いと思われます。大胆すぎる解釈も多いのですが、『ワクチンこそが、大規模接種のタイミングで、手ごわい変異種を発生させている』という視点は、研究者も医師も、うすうすですが、可能性を感じているので、あえて、現段階でトンデモ論であっても、大胆に断定してしまう学者が少数存在しても、よいかもしれない、とも思いました。もちろん全く根拠のない説明であれば、フェイクには違いないのですが(フェイクの中にも大きなヒントはある)少数派の研究者の見解も解釈するべき時期である、と思われます。
追伸3:5月13日に重要でタイムリーな記者会見があった。大阪大学名誉教授・
https://www.youtube.com/watch?v=Rk3rJ6EduwQ
メディアやネットに多くの学者や研究者が説明しているが、宮坂教授の新型コロナワクチンに関しての認識は有用であり参考になる。重要なキーパーソンの1人であることは間違いない。「昨年の段階では、ファイザーやアストラゼネカのデータ説明が、死亡者中心の情報であったが、現在は数億人のデータがそろい、副反応や重症者がつかめるようになった、よって今年に入り、自分でも2回接種することを決めた。」「変異種の出現によって、昨年とは全く違う感染力と重症化が起こる危険段階に入ったが、変異種に対しても、現在のワクチンでも有効性が期待できる」 「今のところ自己免疫疾患などの副反応は、航空機事故頻度に例えられる」「mRNAの安全性は、今のところ他ワクチンと同程度、CDC2300万人データ」「宮坂教授は、イスラエルやイギリスの感染者減は、社会規制より、ワクチン効果(国民50%以上で現れる)と考えていると思われる。【【個人的には、mRNAなどの長期リスクについて質問したいと思った(恐らく、ないと断定できないが、大きな問題は極めて可能性が低い、と想定している、と考えていると類推する。この長期リスクの予測判断こそが、新潟大学名誉教授の岡田正彦氏との違いであり、岡田教授は反ワクチンの姿勢をとっている】】学者や研究者としての哲学・倫理・姿勢など、根本的な違いが出ている感はあるが、「国益や政策」として「個人の健康」として、どちらが有益であるかは、近い将来から10年後、明らかになって行くと思われる。同じ国立大学の名誉教授で、近い研究領域であっても、著名な論文は両者読み込んでいても、ワクチン推進派と反ワクチン派の立場に分かれてしまう。一般人がいくら勉強して調べても、根本的な姿勢や意志によって、立場が分かれてしまうのかもしれない。陰謀論の判断も、正しい知識も、決して簡単なことではない。各国各時代の各政府も、結果として、間違った反対の判断を、繰り返し行っている。もちろん、正しかった判断もある。民主主義なので見極めの責任は国民にある。
追伸4:「心と体の健康と現在の免疫」はワクチンより、重要な概念である、という指摘が多い。ワクチンの免疫だけが、新型コロナウイルスと戦うわけではなく、他の体の要素が大きく、感染症や病気の防御にも通じる、心と体の健康(生活の充実)は最大の予防であり、治療である。奇麗ごとではなく事実らしい。日常の健康をベースとし、次にワクチン接種問題の判断となる。
追伸5:居住地域によって、例えば、日本の大都市から離れた、10万人以下の自治体における、新型コロナの死亡者は、2021年に入っても、ゼロ行進がほとんどあり、多くても数ヶ月に1人、出るか出ないかのイメージである。また、その死亡者も、他の病気や老衰がメインであり、そこに新型コロナが最後に作用した、新型コロナがなくても亡くなった人間である可能性もある。そのような地域であれば、急いで新型コロナワクチンの予約をいれないで、様子をみて、日本製の伝統的手法のワクチンや、ワクチンではない新薬など、新世代のワクチンを避け、ひとまず待つ選択もあると思われます。また、日本では、新生児から中学生程度の年齢においては、重症化や死亡者数がないか、ほとんどない段階なので(1年間)、本人のためのワクチン接種と考えるなら、副反応により、実質的な「犠牲者」が出てしまう可能性があるので、接種しないで様子をみる方向もあると思われます(接種に年齢枠ができるかもしれませんが)上記、5月14日時点での日本での発想だが、米国などでは1-12歳の重症化率が高まり、子供のワクチン接種に関しては、積極性が薄いが、今後、変異株と子供や年齢層による重症化率の変化があえば、国や地域によっても、変化が考えられるので、地域別の年齢別モニタリングデータを追いながら判断するのがいいかもしれない。
新型コロナにより死者数の水増しに関して、とりあえずの保健所への連絡は、新型コロナPCRが反応した死亡はすべて連絡とあり、とりあえずの新型コロナ死亡数になりが、医師の死亡診断にまでには影響がなく「原死因」に医師は死亡の第一原因は記入するので、時間差で厚生省「人口動態統計」にコロナでの第一死因の統計が記載される。この水増し陰謀論に私も影響されていました。
https://www.youtube.com/watch?v=5t9gu5C4jhY&t=638s
バリチリブログ
https://bali-chili.com/blog-list
バリチリブログ 21世紀の人類の危機
コメント